※本記事は「ファミコン実機を購入:ニューファミコン導入メモ」の続編です。接続そのものはシンプルなので、要点のみ。
ディスクシステムを購入した理由
ファミコンの歴史を語るなら、ディスクシステムの名作は避けて通れない——それが購入の理由です。『ゼルダの伝説』、『メトロイド』、『ファミコン探偵俱楽部』。実際、ディスクシステムのゲームでハマったタイトルがいくつもあります。
また、筆者は合法の範囲でエミュレーターを使っていることは既出の通りですが、その場合、ソフトの現物を購入するだけでなく、ROMを吸い出す環境が必要です。ディスクシステムの場合、吸い出し環境=実機で、ソフトだけ購入しても実機がなければ吸い出すことはできません。つまり、これまで実機を所有していなかったディスクシステムのゲームは、エミュレーターでもプレイしておらず、大人になってから遊んだこと自体がないのです。これをきっかけに実機とソフトを購入し、ディスクシステムのゲームに再会できる楽しみも理由の1つでした。
入手方法と中古相場
今回はメルカリで購入。価格は8,600円。ROMの吸出しだけでなく書き込みも可能な初期型本体+RAMアダプタの組み合わせで、ここが少し高めの理由です。後期型なら 5,000〜6,000円あたりが相場でしょうか。初期型なら、ディスク上のデータが磁気的に損傷したとき、私的複製したROMデータからディスクを復元できる可能性があります。念のためですが、私はインターネットからダウンロードしたROMをディスクに書き込むことは絶対にしませんし、皆さんもしないようにしましょう。完全な違法行為です。
さて、選定ポイントは整備済みであること。具体的にはドライブのゴムベルト交換済み/ヘッド調整済みであること。この2点が未メンテだと高確率で不具合(読み込み不安定、エラー多発)が出るので、メンテ済み一択で探しました。
電源は 単2電池6本でも動作する(毎日使っても半年以上いけるらしい)そうですが、とはいえ撮影や録画で電圧が安定してほしいので、念のため 中古ACアダプタを1,200円で追加しました。吸出しに必要な追加アイテムも購入する必要があり、トータルで20,000円近くかかりました。コストが高い点が、これまでディスクシステムのエミュレーションに手を出さなかった理由でもあります…。
購入個体のミニレビュー
外観はそれなりに年季入り。くたびれ感はあります。ただし出品情報いわく、分解清掃・部品交換済みで、内部は手が入っている模様です。自分で開けて確認しない限り断定はできませんが、ディスクシステムの販売歴が多い出品者で、かつ購入者の評価も良かったことから、状態は良いと推測します。
RAMアダプタのケーブル被覆やコネクタのガタも許容範囲。総じて“実戦投入OK”という第一印象です。
接続手順(RAMアダプタ/本体)
ディスクシステムの接続はとても簡単です。
- ACアダプタをディスクシステム本体の背面ポートへ接続(電池運用なら省略)。
- RAMアダプタをディスクシステム本体の背面ポートに接続。
- RAMアダプタをファミコンのカセットスロットに挿す。
以上です。各ポートの形状も違うため、接続先を間違うこともなく1分で完了します。
動作確認
整備済み・動作確認済みの出品だったのである程度は安心していましたが、まずはRAMアダプタのBIOS画面が正常表示されてひと安心。
次は本番——ディスクの読み込み。ここが最も不安でしたが、挿入から回転→アクセス→認識までスムーズで、ゲーム画面が無事に立ち上がりました。
磁気ディスクというデリケートなメディアが、こんな古い機械で今でも普通に読めることに、ちょっと感動。きっと出品者のメンテナンスが良かったのでしょうね。
久しぶりに実機を触って感じたこと(またかの散文詩風)
ガチャ音を立てて吸い込まれるディスクが奥へ走り、
静かな回転音が、部屋の空気を薄く震わせる。
画面が現れるまでの、待ち時間が当時の感覚を呼び起こす。
その間に胸の中だけ少し先に盛り上がる——
「読み込みエラーが出ませんように」と
少しの心配と期待の混ざった、あの感じ。
現代のやり方なら、迷わず早い。
保存も復帰も即時、解像はむやみにクリア。
ただ、音の隙間がなくなる。
ディスクのガチャと唸りはライブ音。
読み取りの僅かなムラ、時々必要な再挿入、
ロードの律動に身を任せていると、
画面の外側までゲームが広がっていく気がする。
……毎回「反省します。」と書いておきながら今回も性懲りもなくこの調子。
本体紹介は最後までこのスタイルで行くしかないのか?
次回は本体紹介は一休み。ファミコンのゲームソフト紹介をしたいと思います。
本体と一緒に購入したあの1本を、実機の手触りで振り返る予定です。お楽しみに。
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